おはようございます。神戸在住ヨガインストラクター・REIKOです。
梅雨の晴れ間、神戸は晴天です☀️
みなさん、眠りにつく前のルーティンはありますか?
布団に入り、SNSやネットニュースをザッピングするのが習慣になっている方も多いと思います。
スマートフォン(以下、スマホ)・テレビ・パソコンなどの使用は、質の良い睡眠を妨げると言われています。
その原因は、スマホから多く出ているブルーライト。
ブルーライトとは文字通り青い光のことであり、紫外線に近い強力なエネルギーを有しています。
実は、ブルーライトは太陽光にも含まれています。
かつてはブルーライトを浴びる機会は、太陽が出ている日中のみでした。
しかし、LEDが普及したことにより、私たちの生活は一変。
ディスプレイにLEDを搭載したパソコンやスマホが続々と登場し、現代人は昼夜を問わずブルーライトを浴びるようになったのです。
寝る前にスマホを操作することは、私たちの体にどんな影響を及ぼすのでしょうか?
◼️自律神経への影響
夜に体をリラックスさせるためには、交感神経を休ませて副交感神経を優位にすることが大切なのに、寝る前にスマホの明るい画面を見ていると、夜なのに交感神経が活性化されてしまいます。
いわゆる「自律神経の乱れ」を引き起こしてしまうのです。
⭐️自立神経
自律神経は、呼吸や消化、体温調節などの生命活動をコントロールしています。
意思とは関係なく常に働き続ける、生命の維持には欠かせない神経です。
自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」の2種類があります。
交感神経は緊張しているときに活性化する神経であり、人間が活動する日中の時間帯に優位になります。
一方、副交感神経はリラックス状態にあるときに活性化する神経であり、夜になると優位になります。
◼️肌への影響
最近言われているのが、ブルーライトの肌への影響です。
紫外線と同じように、シワやシミなどの肌トラブルにつながる恐れがあると考えられているのです。
最近では、紫外線だけでなくブルーライトもカットする日焼け止めがあるようです。
◼️睡眠の質に与える影響
寝る直前までスマホを操作していると、入眠直後から浅い眠りを繰り返し、やっと深い眠りについたところで朝を迎えてしまうことがわかっています。
関与するのが、「メラトニン」というホルモンです。
夜にブルーライトを浴びると、メラトニンの分泌量は減少してし、結果、睡眠の質が低下、眠りが浅い状態となってしまうのです。
さらに、眠りが浅くなると、翌朝の寝起きまで悪くなってしまいます。
また、良質な睡眠は疲労回復のために欠かせません。
睡眠不足の状態が続くと、集中力や注意力の低下を招き、仕事中にボーッとしてしまったりミスが増えてしまったり、日常生活にも支障をきたしかねません。
⭐️メラトニンとは
このホルモンは体温や血圧などを低下させて、体を眠りへと導きます。
メラトニンは明るい光を浴びると分泌量が減り、反対に、暗いところにいると分泌量が増えるということがわかっています。
◼️質の良い睡眠のために
寝る2時間前までにブルーライトを発するスマホ、テレビやパソコンにも触れないようにしてください。
寝る前は本を読んだり音楽を聴いたり、リラックスして過ごしましょう。
意識的に、体を睡眠モードへと導くことが大切です。
快眠のために、夜は部屋の照明を暗くすることもおすすめです。
21時以降は部屋の照明を消し、間接照明に切り替えると良いでしょう。
あるいは、青白い光を放つ蛍光灯から温かみのある白熱灯に切り替えたり、蛍光灯であっても照度を下げたりするようにしましょう。
どうしてもスマホを触りたい時は、
「ナイトシフト」や「ナイトモード」と呼ばれる機能を使って、画面から出るブルーライトを軽減しましょう。
スマホにブルーライトをカットするフィルムを貼ったり、ブルーライトカット眼鏡をかけたりするのも良いですね。
ついついスマホに手が伸びてしまいますが、、、、
スマホ自体が光を放つので暗闇でも操作できてしまい、部屋の電気を消した後でも見続けられてしまうのが、スマホの悪いところです。
また、目覚まし時計代わりに使ったり、寝ている間に充電したりすることが多いため、ベッドサイドに置かざるを得ず、つい手が伸びてしまいやすいのも厄介です。
睡眠への影響は深刻です。
寝る前はスマホの使用をやめるか、しっかりとブルーライト対策をして、快適な眠りを手に入れましょう。